(ダナンバレー自然保護区)ボルネオ・レインフォレストロッジ

原生林が残るダナンバレー自然保護区域は、70メートルを超える木々が茂るジャングルです。
他の森とくらべてスケールの大きさに圧倒されるでしょう。ここには多種多様な動植物が生息します。約120種の哺乳類、鳥類においては約300種類に及ぶといわれていますそのなかには、ギボンやオランウータンなど、ボルネオ固有種も多く存在します。43,800ヘクタールに及ぶ敷地内には、1986年にダナンバレーフィールドセンターが開設され、京都大学の研究者らがオランウータンの研究を行っています。

そんな森のなかにある宿泊施設がボルネオ・レインフォレストロッジ。1994年にオープンしたロッジは、年々サービス、施設を向上させ、現在ではジャングルにある5つ星ホテルのような施設に成長しました。ダイニングエリアやお部屋からもいろいろな動植物を見つけることができるのが魅力です。

 

なぜダナンバレーなのか?

ダナンバレーには、伐採されていない森林が多く残っています。その森林に生息する野生動物の数は、他の保護区と比べても多く、海外からも研究者が訪れるほどです。また、ガイド、スタッフの教育も行き届いています。

1.オランウータンの観察が目的。
ダナンバレー自然保護区では、オランウータンや、その他猿類の研究が行われています。トレッキングトレイルの木には、赤い札が付いていることがあります。この赤い札は、オランウータンがいた木で、この札によって、オランウータンの行動を調査しています。ダナンバレーでは、比較的高確率でオランウータンが目撃されています。(ただ、野生動物の事なので、天候などによっても左右されます。ご確約はできません。予めご了承下さい。)

2.ガイド同士のコミュニケーション。
通常、1名のガイドが約5〜10名程度のゲストをご案内することになります。ガイドによって、トレッキングに行くトレイルが違うことがありますが、トレッキング中にオランウータンやギボンなどを目撃した場合は、トランシーバーで連絡を取り、情報交換を行っています。近くにいる場合は、ルート変更し、その場所に行く場合もありますし、次のトレッキングでそのルートに行くなどの手段をとっています。

3.ガイドのレベルが高い
ロッジのガイドは、比較的若いスタッフが多いです。確かにスタッフによって、サービス、ガイディングの差はありますが、ガイディングスキルは高く、ジャングルのプロと呼べるでしょう。鳥や動物の鳴き声をまねてジャングルの中を探して歩いたり、カメラマンがいるグループは、カメラのベストスポットを探してくれたりと、ご満足頂けることでしょう。バードウォッチング専門のガイドは2名います。

服装・持ち物について

 必要な携行品(★★★)
レインコート(雨具)・懐中電灯・虫よけ&虫刺され・日焼け止め・帽子・洗面道具・ 双眼鏡・上着・水(ロッジで購入可)・ヒル除けソックス
 便利な携行品(★★)
サンダル・携帯灰皿・水着
 必要に応じて(★)
酔い止めの薬